久々にハゼ釣りしたくなった
お盆休みを前に久々に釣りをしたくなりました。もう久しく外での活動がなかったので、自分でもこんな気持ちが出てくるのは意外でした。でも、もう釣りからは数年離れており、釣り竿とクーラーボックス以外釣り道具がなかったので、品揃えが良さそうな釣具店に足を運びました。
今回のターゲットは気軽にできるハゼ釣りです。ハゼ用のできあいの仕掛けが沢山売られてるのでそれを使います。夏ハゼだから、釣り針サイズは8号と7号を購入しました。あまり釣り針サイズが小さくなるとハゼが針を飲み込んでしまい外しにくくなるので、釣り針のサイズ選定は悩むところです。
仕掛け以外には、腰掛け、薄暗くなってからの手元の灯りとして使う400ルーメン程度のランプ、そして、この店で買った餌箱を持参すると生き餌を10%サービスしてくれるらしいので木製の餌箱。
帰宅後、干潮から満潮へと変化する上げ潮で、それが夕方頃となる日時を調べます。行き先は、ハゼ釣りのメッカと呼ばれている亀崎漁港なので、近隣の半田の潮見表を確認。あとは晴れてくれることを祈ります。
いざ出陣
さていよいよ釣りの日。15時頃に自宅を出発。釣具屋さんに立ち寄って生き餌を調達します。青イソメ、赤イソメ、石ゴカイがありますが、安くてよく動く生き餌として青イソメ一択です。青イソメは温かい場所は苦手なので、保冷剤を入れたクーラーボックスに保管し、現地へ向かいます。
現地に着くと、先客は1家族だけ。落ち着いて釣りができそうです。釣りの準備をして、久々に青イソメを釣り針にひっかけてからリールをフリーにして仕掛けを海へと投入します。竿をゆっくりと上下に揺らし、青イソメの存在をアピールします。すると、10分もしないうちに、竿を伝って振動が伝わってきました。少し待ってからチョンと合わせると、ブルルと少し強めの振動がビンビンと伝わってきました。このブルンブルンとくる感触、たまらなく楽しいですね。これ最初の釣れた時のスナップなのですが、両方の釣り針にハゼが食いついていました。
久々の釣りで慣れていないですね。釣れたハゼを釣り針から外してクーラーボックスに移し、古い青イソメを外して新しい青イソメに付け替え、再び仕掛けを海に落とす、このサイクルにちょっと時間がかかっていました。青イソメを触ることに抵抗はないのですが、釣り針にウネウネと元気に動き回る青イソメを通すのに少しモタモタしてしまいました。
ちょうどハゼの直ぐ側に青イソメを落とすことができたんでしょうか、釣りを始めてから最初の1時間は5分も経たないうちに次の魚を釣り上げるという、なかなかのテンポで釣りを楽しむことができました。時々、「なんだ、この引きは?」とハゼよりも少し強い引きでセイゴを釣り上げることもありました。いやあ、これくらいの頻度で釣れると楽しいですね。少し多めに買ってきた青イソメも順調に消化していきました。楽しい、楽しい。
日の入の時刻が近づくとだんだんとアタリが少なくなってきました。仕掛けを落とす場所を変えても、コツンコツンとハゼが青イソメに近づいているのはわかるのですが、食いついてくれなくなりました。食い気がなくなったかぁ、と思いながら、日の入の景色をぼーっと眺めていました。20時頃まで夜風を感じながら、気分転換できました。
釣果
帰宅したのは23時近く。
クーラーボックスから溢れるほどではありませんが、超久々に出かけた割にはよく釣れました。ということで釣れた魚をタオルで拭いてからクーラーボックスの上に並べてみました。
あー、赤ちゃんハゼが・・・針を飲んじゃっていてなかなか外せなかったんですよね・・・
全部で24匹。うち20匹はマハゼ。残りの4匹はスズキ(小さいのでセイゴ、かな。)。
春に孵化した赤ちゃんハゼ達が成長し、夏に釣れ始めます。だから基本的に夏ハゼは小さい個体が多いです。写真中央にいる2匹のチビハゼを除き、ハゼ達の大きさは平均7-8cmといったところ。
一方、セイゴはマハゼと同じような大きさですが、餌に食いついた後の引きの強さにちょっと嬉しくなったことが思い出されました。食いついた後のブルンブルンは一度味わうと楽しくてしかたないですね。
ハゼのきれいな瞳
ハゼ達の写真を撮影していて、ハゼの瞳の美しさに気づきました。夜遅くになって自分の眼が疲れておかしくなったかと思って何匹か撮影したのですが、どうも本当に美しいようです。下の画像は、うまく撮影できた写真です。
菜の花色やエメラルドグリーンといった色がお分かりかと思います(明度を少し調整しているだけでこれらがオリジナルの色です。)。
約3時間半という短い時間でしたが、久々にハゼ釣りを楽しむことができました。釣り竿を垂れて景色を眺めてぼーっとできる時間というのも良いものですね。このような時間を持てて自分自身をリラックスできたので、今度は場所を変えて、海釣りを楽しみたいと思っています。今度は碧南に行ってみようかな。
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